'13年12月7日に開催された、
散歩かふぇ ちゃらぽこ が主催し、
ウォークマップ「ホントに歩く東海道」を発刊している 風人社が協賛している、"
「ホントに歩く東海道」でホントに歩く東海道ウォーク " に参加しました。
個人で東海道を歩き始めてもうすぐ丸3年が経ち、現在浜松まで歩いています。
このイベントの話を聞いた時にはもう1度歩いている行程のイベントだしなぁと思いつつも、この企画はガイドさんが引率・説明する、カルガモの親子のようなウォーキングイベントとは違い、参加者が各々マップを見ながら好きなように歩き、要所のガイドや名物の試食、クイズがあるという、今までにない形式のイベントだと考えました。
ただ、前回歩いたあと勉強したりして、現在気になっているところを確認しながら歩けると、個人的に楽しさ倍増しないかと思い、今回の行程(品川~蒲田)がほぼ海岸線に沿っていたということが判らないかと、現代の地図に明治初期に作成された迅速測図を重ね合わせた地図を用意し、参加してみることにしました。
現在では埋め立てが進み海岸線から遠く離れてしまった東海道、往時の痕跡を見ることができるでしょうか。
荏原神社をスタートし、普段の街道歩きでは寄ることのないガイドやクイズのポイントに立ち寄りながら先に進みます。
ここで止まったら先に進めなくなりそうな交差点や、ガイドで紹介されたお菓子をたべながら。
立会川の手前まで来たときに、ふと路地の先を見ると堤防が見えます。
堤防の上に立って持参した地図と見比べてみると、江戸時代の海岸線をそのまま利用して作られた勝島運河です。
海岸からほんの数十メートルのところを東海道が通っていたことを目で見て実感することができました。
立会川の河口にあった、土佐藩の浜川砲台跡にも行きましたよ。
こちらは、石垣に使われていた石がいくつか残っているだけで、ちょっとがっかりでした。
この後も、鈴ヶ森の刑場跡などの旧跡を求めて、あっちをフラフラこっちをフラフラしながら雑色駅前でゴールしました。
街道を歩くだけなら 8.3Km のところを、13.8Km も歩いてました。
この企画の話を聞いた時の予想とあまり違わず、一言でいえば「街道オリエンテーリング」です。
通しで参加するもよし、今回の私のようにスポットで参加するもよし、なかなか楽しいイベントでした。
欲を言えば、せっかく試食できたのですから大森についてであるとか、蒲田の踏切跡などについてなど、いろいろなジャンルのガイドをしていただけると、より一層おもしろくなるような気がするのは、私だけでしょうか。
参加された皆さま、運営スタッフの皆さま、お疲れ様でした。